平埜生成です！
まさかの三週連続、舞台の話！
なんかスイッチ入ってます！笑
(※暑苦しくてごめんて)
(※今日は長いです！笑)
(※時間がある時にでも！笑)
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舞台「吾輩は漱石である」
前回のメルマガでは、
物語の導入部分の話をしました！
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前回のおさらいに
なってしまいますが、
この舞台、
一言でいうと、
夏目漱石は、
死の30分間に、
どんな夢を見ていたか！？
という作品なんです！
(※史実とフィクションが混ざり合う！)
(※ファンタジーです！！！)
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舞台の冒頭は修善寺での
大吐血シーンから始まり、
いよいよ物語は
漱石の夢の中へと移っていきます！
(※詳しくは、前回の記事を読んでね！)
(※ここからが、今日のメイン！)
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夢の中の舞台は、
とある中学校。
名前を
「育英館開化中学」といいます！
そこに一人の
新入生がやってくるんです！
(※ボクが演じる役です！)
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この学校には、
唯一の在校生がいて、
新入生は、その先輩に
学校案内をしてもらうのですが、
この学校には、
漱石作品に登場する
キャラクターたちが
“学校の職員”として
現れるんです！
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おっちゃん先生
(※『坊ちゃん』より)
三四郎先生
(※『三四郎』より)
ランスロット先生
(※『薤露行』より)
書記・縫田針作
(※『吾輩は猫である』より)
校長先生様
(※『こころ』より)
(※キター！！！)
(※胸アツの展開！！！)
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在校生の先輩は、
先生方の“過去の話”を
新入生に教えてくれます！
どうやら話を聞いてみると、
『それから』の話があったり、
『門』の話があったり、
『虞美人草』『草枕』『行人』など、
あらゆる
漱石作品のエピソードが、
作品の境を超えて
混ざっているんですよ！
(※作品を読んでなくても、話は理解できるよ！)
(※知ってたら「あの話だ！」ってなるやつ！)
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先生方や書記さんは、
みんな人生に疲れ、
絶望し、憂いています。
そんな時に、
校長“先生”から
「自殺する」という
書簡が届くんです。
(※『こころ』より)
おいおいおい……！
職場まで失ってしまう
先生方の絶望はさらに
深まっていくことに……。
(※重そう、暗そう……)
(※でも笑えるのよねー！！笑)
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そこへ、
かつて「マドンナ」と囃された
遠山華子が現れます。
(※「坊ちゃん」より)
(※ヒューヒュー！)
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華子さんは、
学校経営に
興味があるんだとか！？
彼女に学校を
買ってもらえたら、
学校は存続できるかも！？
在校生、先生方は
なんとか策を講じます！
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いよいよ、
物語はうねりを
上げていくんです！
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夢の世界では、次第に
漱石作品のテーマとも思われる、
「人が抱える淋しさ(さむしさ)」
が浮かび上がってきます！
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世界が発展し、
開化が進む中で、
人は、
その潮流に押し流されて、
自分一人では
生きていられない
人間になりつつある。
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しかし、
我々は人間関係で
疲れ切ってしまっている。
だから、
一人になろうとする。
でも、
一人ではどうも
淋しくていけない。
(※ああ、矛盾！)
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では、私たちは、
どうすればいいのか？
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夢の中で、
登場人物たちは、
遠山華子さんとの
出会いをキッカケに、
悩み、苦しみ、考え、
前を向こうとします！
在校生、
そして新入生は、
そんな先生方を見て、
なにを思うのか！？
この学校で、
なにを学ぶのか！？
夢の世界は徐々に膨らみ、
最後には、先生方が描き出す、
理想郷が教室に浮かび上がるんです！
そして、舞台はエピローグへ。
(※ついてきてー！笑)
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エピローグは、
「修善寺の大患」から約1年後。
場所は早稲田南町の
「漱石山房書斎」になります。
修善寺の大患後、
漱石は「思い出すことなど」という、
エッセイを発表しました。
このエッセイは、
「修善寺の大患」
のことが書かれた作品で、
当時の漱石が
考えていたこと、
感じていたことが
綴られているんです。
(※これも売ってるから読めるんだよ！)
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エピローグでは、
編集者の
「岡田復三郎」さんと、
奥さんの
「夏目鏡子」さんが
一年前の事件についてや、
「思い出すことなど」
について話しています。
そばにいる漱石は、
すっかり病気が回復し、
静かに机に向かっています。
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しかし、漱石は
なにを考えているのか、
ぼんやりとしている。
二人の問いかけには、
鈍い反応を示すだけ。
一言も喋りません。
するとそこへ、
夢の中に出てきた
一人の新入生が、
彼の前に姿を現すんです！
(※ボクが演じる役です！)
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新入生と短い会話をする漱石。
しかし、
岡田さんと、鏡子さんには、
漱石の姿しか見えていません！
漱石は彼となにを話したのか。
夢で見た世界を、
漱石はこれから、どのような形で
作品に落とし込んでいくのか……！？
夢と現実が混じり合い、
そこには新たな世界が広がります。
最後は、
漱石作品にも通じるような、
読者や観客に委ねるような
エンディングとなり、終幕。
(※カーテンコール！！！)
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こんな感じです！！！笑
ざっくりに
なってしまいましたが、
物語の大枠はこんな感じ！
はあ、はあ、はあ。
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ね？笑
この舞台は、
漱石のこと、
漱石作品を知ってるほど、
面白くなるんですよ！笑
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話の筋は
難しくないんだけど、
注意書きが欲しい感じ！笑
だから、
長くなってしまいましたが、
こうして書いてみましたー！
(※拙い文章力で、ごめんなさい)
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テーマは、
「淋しさ(さむしさ)」
だと思っています！
さあ、どんな感想を持っていただけるのか！？笑
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最後まで読んで下さり
ありがとうございました！
長かったねー！！！笑
まさかの三週連続！
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でもね、実は、
まだ語り足りないの！笑
ということで、
本当のラスト！
来週もメルマガ書いちゃいます！
(※どんだけだよっ！)
(※暇かよっ！！！)
(※来週は、もう幕開いてるよ！！！)
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そうなんです。
もうね、舞台の本番が始まってしまってるということもあり、来週は番外編というか、舞台にまつわる雑談回にしようと思います！笑
でも、これで、
最後だから！！！
あのね！
ぼく、
語りたくなるくらい、
漱石に夢中なんです！笑
ごめんね！
付き合ってください！
過去のメルマガも振り返りながら、ぜひ、舞台、観に来て欲しいです！
楽しんで欲しいです！
もっと舞台が面白くなる！！！
三週連続、
ありがとうございましたー！
(※来週は番外編！笑)
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11/12〜27
こまつ座
「吾輩は漱石である」
＠紀伊國屋サザンシアターTakashimaya
チケット発売中！！！
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※今日の記事は、全体公開の記事にしました！ 感想など、メルマガリンクをつけてTwitterなどSNSでシャアしてくれると、ぼくがヨダレを垂らします！ @kinarichanda をつけてくれると、発見しやすいでーす！ お願いしまーす！ 好きです！
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ほな！
また来週！
お稽古、行ってきまーす！
佳境だよ！！！
がんばります！
生成より。
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ヒラノキナリの活動・趣味
Podcast(毎週木曜夕方更新)
note (文章・創作・表現)
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俳優・平埜生成(ヒラノ キナリ)
