舞台がもっと面白くなる話(番外編)

舞台がもっと面白くなる話(番外編)

2022/11/13


平埜生成です!
キミは どれだけ舞台を語るんだ!
って感じだけど、
今日も舞台の話をさせて!笑
本当にごめんなさい!笑
(※これで最後だから!笑) (※番外編です!笑) (めっちゃ長いです!笑)
=====

舞台がもっと面白くなる話(番外編)

=====
今日は、 舞台の内容ではなく、 舞台にまつわる話!
=====
まず、 エピローグの場面のこと。
舞台のエピローグは、 早稲田南町、漱石山房書斎です。
この早稲田南町には、 現在「漱石山房記念館」があるんです!


=====
「漱石山房」とは、 漱石が住んでいた 家の名前なんですよ!
この場所に お弟子さんたちや、 編集者の方々、 たくさんの人が集まり、
そして、
この場所から、 数々の傑作が 生み出されたんです!
=====
この記念館では、
有料展示コーナー もあるのですが、
無料展示コーナー があるんですよ!

ここが、 まあ勉強になる!!!笑

=====
漱石の生い立ち、 人柄、人間関係、 色々なことを 知ることができます!
無料展示なのに!!!
ちなみに、 「羅生門」や 「蜘蛛の糸」で有名な 芥川龍之介は、 夏目漱石のお弟子さんだよ!
(※へえボタン連打)
=====
お時間あったら、ぜひ! 行ってみて欲しいです!
想像より小さい場所だから、 あっという間に見れちゃうよ!
ちなみに有料展示は、500円!
超おすすめ!!!
=====
そして、
俳優/劇作家/演出家の 長塚圭史さんのラジオ
「yes! 〜明日への便り〜」にて
“夏目漱石”を 扱っている回を見つけました!


こちら、 アーカイブは無料で、 誰でも聞くことができます!!!
15分くらいの短い放送ですが、
漱石の生涯、
どんな作品を 遺してきたのか、
どんな思想だったのか!?
分かりやすく、 知ることができます!
舞台に繋がる部分も たくさんありました!
スキマ時間にぜひ!
=====
そして、このメルマガシリーズで、散々、「舞台を楽しむためにも漱石作品読んで来て!」って書いてきたけどさ……。

舞台に来れない人 だっているじゃん!

むしろ! 舞台に来ない人の方が 多いでしょう!!!


(※舞台観にくる前提で話しやがって!) (※ごめんて!)
=====
このメルマガを読んで、 舞台には行けないけど、
シンプルに 漱石作品が気になる! という優しくて心豊かな方!
キナリ的、 おすすめの 漱石入門作品があるんです!
それが、こちら!

夏目漱石 「文鳥・夢十夜」



=====
この文庫が 超おすすめ!!!
こちら 小品集でございます!
短編小説もあれば、 エッセイも入ってるの!
=====
中でも、表題作の

「夢十夜」

これは面白いよっ!!!
夢にまつわる 超短編小説です!
第一夜から、 第十夜まであるんですけど、
どの夢も 4ページくらいです!!
短いでしょ!!!
中でも!
第一夜と、 第三夜は鳥肌もの!!
オススメです!
=====
この「夢十夜」
まず読みやすい という点でオススメ したいのですが、
内容がね、 面白いの!
漱石作品の中では、 ヘンテコなジャンル に入ると思うんだけど……笑
=====
いわゆる、 王道の小説 ではありません!
=====
『吾輩は猫である』とか 『坊ちゃん』を書いた人の 作品とは思えない!
全て夢の話だから、 “世にも奇妙的”な 短編小説なんですよ!
「は!? どゆこと!?」 「なんか分からないんだけど、超ロマンチック」 「うっわ! こっわ!」 「はああ、悲しい」
とかとか。 どの物語も、 そんな感じの印象!笑
=====
書かれた世界を どう引き受けるか!?
を問われてる 気がしました!笑
分からないものを、 分からないまま受け入れる
というかね!
感情としては理解できるんだけど、作品世界が遠く感じる、という不思議な体験ができるんですよ!
(※なはなは!)
=====
事情も分からないし、「なるほど」とも思わないのに、なぜか「まあ、そうだよね」と受け入れてしまうことって、ないですか?
頭ではなくて、 心が受け入れてるというか。 身体が受け入れているというか。
夢十夜には、 そんな物語が 詰まってます!
もし、 興味がありましたら、 ぜひぜひ!
=====
ちなみに、 こちらの文庫には、 舞台エピローグでも語られる
「思い出すことなど」も 集録されています!
修善寺の大患での エッセイね!
漱石作品も楽しめるし、 舞台にも触れることができる!
一石二鳥の一冊!笑
=====
あと、これは、 ぼくのバイブルに なったんだけど、

夏目漱石 「私の個人主義」



=====
これは、 すごいです!!!!
こちらは 夏目漱石の講演が 収録しされた作品です!
夏目漱石って、 講演会もしてたんだけど、 「講演の名手」とも 言われていたんだって!
そんな講演会が詰まった本!
=====
日本ってなんだろう?
仕事ってなんだろう?
道徳ってなんだろう?
お金ってなんだろう?
権力ってなんだろう?
自分の進みたい道ってなんだろう?
=====
100年前も今も、 全く変わらない煩悶がある中で、
漱石が提唱する 「個人主義」という考えが、 とんでもなくぶっ刺さります!!!
キナリのバイブル認定!
=====
「個人主義」って言っても、
自己中って、 意味じゃないからね!!!!
あああ、
引用したいけど、 長すぎて引用できない!笑
読んでーーー!!!笑
とっても優しい考え方です!!!
世界の見え方が変わる一冊でした!!!
=====
そして、 舞台にまつわる話をすると、 「育英館開化中学」でいうところの、
開化とはなんであるか?
そんなことにも触れています!!!
興味があったら、是非是非!
=====
そしてね、 ぜーんぶ調べて、 戯曲にしてる。

井上ひさしって、 やっぱり凄いよ!!!

=====
現在、 舞台本番中でございます!笑
昨日、幕が上がりました!笑
タイミングが合いましたら、ぜひ!


=====
ふうううう!!!
またまた、 熱くなってしまった!笑
失礼しました!笑
まさかの1ヶ月間、 舞台関連のメルマガを 書いてしまいました!笑
しかも、毎週!!!
(※暇かよっっ!!!)
=====
メルマガ以外にも、 ラジオや 自分のブログの方でも、
漱石関連の話とか、 本の話について 書いたりもしてて。



平埜生成『妄想で万の刀を振り回せ、きなり(後編)』平埜生成『妄想で万の刀を振り回せ、きなり(後編)』お手柔らかにお願いします。 ――己次第だと思いますが・・・ はい?笑 ――(咳払い)では、来年の2月で30歳を迎えるということですが、今の心境をお聞かせください! お、そういう感じで進んでいくんですね! ぼくは早生まれだから来年が30歳だけど、同級生は今年で30歳なんですよね。だから「もう自分は30歳だ」と思ってますよ!笑 ――どういうことでしょうか? 別に大したことじゃないんですけど、仕事現場とかで「何歳ですか?」と聞かれたら「30歳です」って答えてます。笑 ――それは、早く30歳になりたいということでしょうか? 別になんとも思ってないです。笑 早生まれって、色々面倒なんですよ。 学年がどうとかの説明になっちゃうから。 だから、分かりやすくするためにも「30歳です」って。笑 ――確かに不思議な文化ですよね。早生まれって。 そうしたら、言ってるうちに、自分の中でも「30歳になった感」が生まれてきちゃって。笑 ――あらら。 年が変わったら年を取る、くらいの方が分かりやすいですよねえ! ――では、平埜さんは、来年31歳ということですか? そうそう!  そんな気分です! ・・・えっと、この質問、なんですか?笑 ――正直、こちらも特に聞きたいことがあるわけでもないので。 失礼なっ!!!笑 ――えーっと・・・、では、30代に突入ということで、改めて20代を振り返った時に、心境に変化などはありましたか? ありまくりでしたよー! 20代中盤くらいが、一番悩んだんじゃないかな。 ――なにを、どう悩んだのでしょうか? やっぱり、一番は仕事についてですかね。 このまま俳優を続けていくのだろうか、とか。 ぼくのやりたいことってなんだろう、とか。 そういう、内面的な葛藤があったと思います。 ――どうしてですか? え、考えなかったですか? ――確かに考えましたね。 特に20代中盤って、社会人2~3年目だし。 仕事が自分の体に馴染んできたからこそ、考えてしまう。 ――そうかもしれませんね。ターニングポイントというか。総務省の労働力調査を見ても、転職者の最も多い年齢は、25歳~34歳だとありました。 でしょでしょー! ――考え始める年頃なんでしょうね。 20代って、なんでも挑戦できる年齢のはずなのに、ぼく、夢とか希望がなかったんですよ。もちろん、お芝居は好きだったんですけど、それも「本当に好きなのか?」みたいなことを考えてしまって。 ――「本当に好きなのか?」とは? 「お芝居が好きなんだ!」と思い込もうとしてるだけなのではないか、と考えてしまったんですね。 "好きを疑う" というか。まあ、それは今でもあるんですけど!笑 ――なにかキッカケはあったのでしょうか? ないんですけど、同世代の俳優の活躍とかが如実な世界ですからね。自分と比べてしまうことは多かったと思います。 ――たしかに平埜さん世代の俳優さんは、才能の宝庫ですもんね。 グサっ!!! ――応援してますよ! いやん! 好きっ! ――へっ、チョロいな。 ・・・ん? ――では、どのようにして、そんな葛藤をくぐり抜けたのでしょうか? これは、ハッキリとしてて。読書です! ――ほう、読書? ぼく、20代中盤から本を読むようになったんですよ。 それで、人生が変わったというか。 世界の見え方に変化がありました。 ――それまでは読書の習慣はなかったのでしょうか? 情けない話なんですけど、ありませんでした。 読んだとしても、一年に4冊くらいかな。 ――日本人の年間平均読書本数が10冊~20冊といわれてますね。 そっかあ。 やっぱりぼく、少ないよなあ。 恥ずかしながら、台本を読む仕事をしているのに、ぼく活字アレルギーだったんですよ。笑 ――幼少期からですか? はい。 読書感想文は、典型的な「あらすじを丸写しする子」でした。笑 漫画は好きで沢山読んでいたのですが、本はまったく。 むしろ、嫌いでした!笑 ――それが、またどうして読書を? ずっとコンプレックス意識はあったんです。 ウチの親が読書をする人だったので、家は本の山でしたし。 そして、親からも、ずーーーっと「本を読め!」って言われてきたし。 でも、反発心もあり、読まない。 ――あるあるかもしれませんね! だから、 本は身近にあるのに、読まない子でした。 さっきも言いましたが、むしろ嫌悪感を抱いていた。 ――それが、大人になってから突然、読書に目覚めた? そうなんですよー! 自分でも驚いてます! ーー今はどのくらい読まれているんですか? 年々、増えてるんですよ!笑 最初は月に4冊くらいだったんですけど、今年はすでに100冊突破しましたねえ。 ーーえ!? 年間4冊だったのに!? ... ameblo.jp






=====

情報量の多さよっ!笑

(※暇かよっっっ!!!)

=====

受け取る側の気持ちを無視して、とにかく発信しまくる1か月半でございました。笑
お付き合いくださり、 ありがとうございました!
こんな感じで、日々、お芝居と向き合っておりますよ。
ブログにも書きましたが、「好き」と「嫌い」が混在しながらも、やっぱり俳優という職業は素敵だなと日々思っています。
=====
あ、でも!
俳優それぞれに 思想があると思うから!
当たり前だけど、 全員がぼくみたいな 考えではありませんよ!笑

あくまで、これは ぼく個人の意見です!

=====
これからも、 WSや、SNSなどを通じて、
「ぼくが思う俳優の面白さ」について、 ゆるーく発信していこうかなと思います!
地道にコツコツ、 自分のペースでね!

キナリの友達として、 ぜひ、シェア/拡散、 していただけると嬉しいです!

(※たまにでいいから!)

=====
最後まで読んで下さり、 本当にありがとうございました!
もう、これで、おしまい!!笑
ゆるいメルマガに戻りまーす!笑
耐えてくれて、 ありがと!笑
=====
もっと舞台が面白くなる話。
これにて、完結!!!
=====
※今日の記事は、全体公開の記事にしました! 感想など、メルマガリンクをつけてTwitterなどSNSでシャアしてくれると、ぼくがヨダレを垂らします! @kinarichanda をつけてくれると、発見しやすいでーす! お願いしまーす! 好きです!
=====
ではでは!
本番行ってきまーす!
じゃ、また!

生成より。
=====
ヒラノキナリの活動・趣味
Podcast(毎週木曜夕方更新)


note (文章・創作・表現)
=======
俳優・平埜生成(ヒラノ キナリ)

匿名で質問やリクエストを送る

※登録・ログインなしで利用できます

メールアドレスだけでかんたん登録

  • 新着記事を受け取り見逃さない
  • 記事内容をそのままメールで読める
  • メール登録すると会員向け記事の閲覧も可能
あなたも Medy でニュースレターを投稿してみませんか?あなたも Medy でニュースレターを投稿してみませんか?